一緒に摂取すると効果が上がるビタミンは?
ビタミン同士ではどれと一緒に摂取しても問題になることはありません。
逆にいろいろな種類のビタミンを同時に摂ったほうが、相乗効果が期待されるものが多いのです。
たとえば、ビタミンB群は単独で摂取するより、コンプレックス(複合)として摂ったほうが効果的です。
B群は3大栄養素である炭水化物(糖質)、脂質、タンパク質がエネルギーに代謝する際に不可欠で、これが不足すると「ガス欠」状態になってしまう重要なビタミンです。
しかし、働きはそれぞれ別なため、バランスがくずれたり、どれかが足りなくなったりすると、代謝が不完全になりエネルギーがうまく作られなくなってしまうのです。
ビタミンCとEも同時摂取が好ましい代表です。
それぞれ抗酸化作用がありますが、ビタミンEは脂溶性で、酸化されやすい細胞膜や脂肪の組織に侵入して活性酸素を酎J除きます。
しかし、この働きでビタミンE自体が酸化されることになってしまうのです。
これを防いでくれるのがビタミンC。
ビタミンCは、Eをもとに戻すと酸化しますが、酸化したCは尿として排泄されるしくみになっています。ビタミンCとEは相互協力で体内の抗酸化に役立っているというわけです。
ビタミンA(β-カロチン)も抗酸化作用があるので、CやEと一緒に摂って、体を活性酸素から効率よく守りましょう。
骨を丈夫にするカルシウムを補うときは、ビタミンDとKも摂りましょう。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助けますし、ビタミンKはカルシウムの代謝に作用するからです。
ミネラルのサプリメントを選ぶコツを少々述べておきます。
カルシウムは骨を作る際に必要ですが、マグネシウムが不足すると骨にならないことがわかっています。
日本人はカルシウム不足といわれますが、カルシウムとマグネシウムが両方入ったもののほうが効果的。その際、両者の割合も大事です。
カルシウム、マグネシウムが2対1、または1対1のタイプを選びましょう。
亜鉛はカルシウムを体の必要な部位に運搬する物質を作るのに不可欠です。
カルシウムを摂取するときは亜鉛の摂取も心がけて。
濃い昧好きの人は食塩のナトリウムを大量に摂っています。
摂り過ぎの害を防ぐには、カリウムをたくさん摂取することです。
カリウムをたっぷり摂ると、その7割は尿として排泄されますが、そのときにナトリウムも一緒に排泄してくれるからです。
血圧が高めの方は、食塩を控えるだけでなく、カリウムの補給もしましょう。
女性は鉄が不足しがち。鉄のサプリメントでは、肉類や赤身の魚に含まれる「ヘム鉄」(動物性)とあるタイプがお薦めです。体内での吸収率が高いので、効果が高いのです。
ビタミンCは鉄の吸収をアップさせるので、ともに摂りたいもの。逆にビタミンEと鉄は一緒に摂らないほうがよいでしょう。お互いが効果を消しあってしまうといいます。
朝、鉄を摂ったら、夜、ビタミンEを、というようにしっかり間をあけましょう。
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