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現代人の食生活とサプリメント
このところ、日本人の食生活は飽食の時代といわれ続けています。
食品が豊富に出回り、外食の機会が増えて、食べたいと思えば世界中の食べものが容易に手に入り、口にできるというのが現状です。
こうした状況は、食品選びの自由さには事欠きませんが、ともすれば、おいしいもの、珍しいものを求めて、嗜好に偏った食生活へと流されることになりがちです。
偏った食生活が続くと健康を害してしまうので注意が必要です。
私たちの体は多くの細胞で作られていて、絶えず新陳代謝を繰り返しています。これを維持し、活動するもとになっているのが、毎日の食べものです。
健康を保つうえで基本となる食生活を、そのときどきの気分で、口あたりのいいものだけで満たしていたりすると、体調をくずしかねません。
実際に糖尿病や高血圧症といった生活習慣病と呼ばれる慢性疾患は、日常の食生活が大いに影響しているといわれていますが、その予備軍が急増中なのです。
厚生労働省の最近の調査でも、糖尿病(予備軍も含む)は、10人に1人が治療や食生活の改善を必要としているということです。
毎日の食生活が、過剰摂取や摂取不足なく栄養バランスがとれていれば、生活習慣病の心配も少なく、サプリメントに頼る必要はないといえます。
しかし、現状では、塾通いの子供から仕事や趣味などで忙しい大人まで、バランスのとれた食生活が、簡単なようで難しくなっていることもたしかです。
サプリメントの必要性は、食生活の自己管理次第。現代人の偏った栄養バランスを補ってくれるものともいえるでしょう。
病気の予防や自然治癒力の向上に
加工食品に依存しがちな人、外食が多くなりがちな人、極端な偏食など、食生活のバランスがくずれた状況が続くと、病気とまではいかなくても、半健康状態になってしまいます。
これが、言いかえれば、生活習慣病の予備軍であり、この段階で手を打たないと、いつの問にか病の道へ入り込んでしまうということになりかねません。
生活習慣というのはなかなか改善しにくいものですが、半健康状態を健康に戻すには、生活習慣、とくに食生活を正しつつ、サプリメントを効果的に利用するのが有効といえましょう。
病気にかからない体、かかりにくくする体作り、また、病気にかかった際の自然治癒力を高めておくためにも、サプリメントを必要とする人は出てくるでしょう。
いま、自分の体にとって何が不足しているのかが感知できる五感や知識も併せ持っことが大事です。日常の食生活では食べないで捨ててしまっている部分や、食品として食べる機会の少ないもの、これまで食べなかった植物などから、体によい成分が見つかっています。
たとえば、食べたあとに捨ててしまうカニやエビの殻のキトサンはガンに有効。また、ブドウの種には強力な抗酸化作用があることなどがわかってきています。
これらの物質がいくら体にいいといっても、そのままでは食べられません。
それを食べやすくするには、加工して有効成分を凝縮したサプリメントを、ということになるでしょう。今後研究が進むにつれて、この分野はどんどん広がっていくものと考えられます。
カテゴリー:サプリメントの基礎知識
バランスのよい食生活が大事
栄養素が不足したり、バランスがくずれると体の抵抗力が弱まって病気にかかりやすくなります。
逆に栄養素を摂り過ぎると肥満がち、心臓病や高血圧など生活習慣病の原因になります。
生活習慣病は長年にわたる生活習慣、なかでも食生活の習慣が大きく影響します。
日頃からそれぞれのライフスタイルに応じた正しい食習慣を身につけることが大切です。
主食、主菜、副菜を組み合わせる
食品に含まれる栄養素の種類と量は個々によって異なります。
ひとつの食品ですべての栄養素を必要なだけ含んでいるものはありません。
バランスよく食べるには、多様な食品を組み合わせることが必要ですが、まずは、主食、主菜、副菜を揃えることを基本にします。
主食は米、パン、麺類などで、主として糖質エネルギー源。主菜とは魚、肉、卵、大豆製品などを使った料理で、おもに良質タンパク源。副菜とは野菜中心の料理でビタミン、ミネラル、食物繊維などを補うものです。
「6つの基礎食品」を活用
実際に食品を選択し、組み合わせるときの具体的な方法としては、「6つの基礎食品」を参考にするとよいでしょう。
これは、同じような栄養素を含む食品をまとめ、日常よく利用する食品を6つのグループに分けたものです。
第1類「魚、肉、卵、大豆」
良質なタンパク質の給源となるもの。
そのほかに摂れる栄養素としては、脂肪、カルシウム、鉄、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2など。
第2類「牛乳、乳製品、骨ごと食べられる魚(海草を含む)」
牛乳、乳製品はとくにカルシウムの給源として重要。そのほか、良性タンパク質、ビ タミンB2など。小魚類はカルシウム、タンパク質を多く含み、ほかに鉄、ビタミンB2も 含む。
第3類「緑黄色野菜」
主としてカロチンの給源だが、ビタミンC、カルシウム、鉄、ビタミンB2も多く含む。
第4類「そのほかの野菜、果物」
主としてビタミンCの給源。そのほかカルシウム、ビタミンBl、ビタミンB2など。
第5類「米、パン、麺、イモ」
おもに糖質でエネルギー源となる食品。イモ類は糖質のほかにビタミンBl、ビ1なども含まれる。
第6類「脂肪」
脂肪性エネルギー源となる食品。
多様な食品でさらにバランスアップ
「6つの基礎食品」の組み合わせをさらにバランスよくするには、できるだけ食品lを多く摂ることです。
それは同じ食品グループでも食品によって栄養素の含み方にずいぶんと遣いがあるからです。
肉類でも鶏肉とレバーでは大違い、緑黄色野菜の二とホウレンソウでも、大きく違います。
多様な食品の摂取の具体的な目安として「1日30食品」を目標にすれば、食品数す工夫もしやすく、容易にバランスアップをはかることができるでしょう。
食塩や脂肪を控える
食塩の摂り過ぎは、高血圧をはじめ脳卒中や心臓病を起こしやすくします。
現塩は成人1日あたり13.5gと、過剰摂取の状況。「第6次改定日本人の栄養所要量」でも、食塩の望ましい摂取量は、1日10g未満としています。
また、脂肪、とくに動物性脂肪の摂取が多くなるにつれて、動脈硬化性の疾患ン、大腸ガンの発症が増加します。
エネルギー所要量に対する脂肪エネルギー比率は20〜25%とされていますが、現在上限を超えています。
食材を選ぶとき、また調理時には十分注意を。
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特定保健用食品
特定保健用食品というものを、見たり聞いたりしたことがありますか。
難しい名称ですが、略してトクホとも呼ばれるこの特定保健用食品は、その名の通り、特定の保健効果が期待できる食品のことです。
「特定の」というのは、体調を整えたり、病気の予防に適することなどを意味し、特定の保健の目的で摂取する人に対してその効果が期待できることを表示した食品をいいます。
特定保健用食品は厚生労働大臣の個別審査が必要で、1991年にスタートして以来、少しずつ許可品目の数が増えて、いまでは約300以上もの商品が市販されています。
本来、食品の機能としては、各種栄養成分の補給としての栄養機能と、おいしく感じて食べる晴好機能があるとされてきました。
それらの機能に加えて、1980年代から第三の機能として体の働きを調節する生理機能が研究され、注目されるようになってきたのです。
健康を保つことを目的に、特定の生理作用を持つ成分を入れて作った加工食品は、すでに機能食品として出回っていました。
この機能食品を栄養改善法で「特別用途食品」のひとつとして位置づけし、新たに「食品衛生法」でも規定を設け、保健機能食品としても扱われるようになったものが、「特定保健用食品」です。
一般食品は、○○に効くといった効能表示は薬事法により規制されていますが、特定保健用食品として許可されたものは、効能表示ができるのが大きな特徴です。
効能や効果の表示を認めることについては、数年にわたって検討され、許可申請はかなり厳しいものとなっています。
判定の基準としては、食生活の改善や健康の維持増進に役立つと期待され、有効成分の働きや摂取量が学問的に明らかであり、安全であること。
また、カプセルや錠剤ではなく、食品として普通の形態で、日常的に食べることができるものとされています。
厚生労働省の許可を受けたものは、栄養成分含有表示、保健用途の表示(栄養機能表示)、注意喚起表示などが記載され、許可マークがつけられます。
長年の食生活や生活習慣が関わっていると考えられている病気としては、心臓病、ガン、脳卒中、高血圧性疾患、腎臓病、糖尿病、高脂血症、胃や十二指腸潰瘍、肝疾患、歯周病、虫歯、骨粗髭症、貧血(鉄欠乏)などがあげられます。
いま、特定保健用食品として許可されているのは、用途別として、13項目あげられています。これを有効成分別にみると、次のように大きく8分野に分けることができます。
整腸作用のある成分
いわゆる「快便」を促す食品。健康な状態の便が規則正しく排泄されるよう、おなかのなかが健康に保たれる機能を持った食品です。
便秘で腸内に便が長く滞ったりすると、有害な腸内細菌が繁殖し、ガンの原因になるともいわれているので注意が必要でも「おなかの調子を整える」という表示が許可されているものには、〈オリゴ糖類を含む食品〉〈乳酸菌類を含む食品〉〈食物繊維類を含む食品〉があり、特定保健用食品中の約4割がこれに該当します。
コレステロールを調整する成分
コレステロールの摂り過ぎや脂質の代謝異常は動脈硬化の最大の原因。
血管の内壁にコレステロールが沈着すると、血管が変性して弾力がなくなり、硬化します。血管の動脈が硬化すると高血圧や梗塞などのリスクが高まります。
摂り過ぎのコレステロールの吸収を調整し、吸収しにくく工夫した食品は「コレステロールの高めの方の食生活の改善に役立つ」との表示が許可されています。
血中コレステロールの上昇を抑える成分としては〈大豆タンパク質〉〈キトサン〉〈低分子化アルギン酸ナトリウム〉〈リン脂質結合大豆ペプチド〉〈サイリウム種皮由来の食物繊維〉〈植物ステロールエステル〉〈植物スタノールエステル〉があります。
血圧を調整する成分
血圧を高める要因としては、塩分の過剰摂取、肥満、便秘、運動不足のほか、遺伝や、原因がはっきりしないことが多いようです。
血圧が高くても、ほとんどは自覚症状のないままに心臓や脳、腎臓などに影響を及ぼし、ときには致命的な結果を招きかねません。
高血圧となるとクスリを用いますが、「高め」の場合はその要因を抑え、生活習慣を改善することです。
「血圧が高めの方の食品」という表示が許可され血圧の上昇を抑える成分には〈杜仲葉配糖体〉〈ラクトトリペプチド〉〈カツオ節オリゴペプチド〉〈バリルチロシンを含むサーデンペプチド〉〈カゼインドデカペプチド〉などがあります。
吸収の良いミネラル成分
ミネラルのなかで日本人に不足しがちなカルシウムと女性が潜在的に欠乏している鉄について、それら成分を効率的に吸収できるように工夫された食品です。
カルシウムについては「吸収性が高い」ことと、「不足しがちなカルシウムを摂取するのに役立つ」という表示が許可され、主要成分は〈クエン酸リンゴ酸カルシウム〉〈カゼインホスホペプチド〉〈フラクトオリゴ糖〉です。
鉄については「鉄の補給を必要とする貧血ぎみの人に適する」との表示が許可されたものに、吸収のよい水溶性の〈ヘム鉄〉があります。
骨の健康維持の為の成分
骨のカルシウムは絶えず入れ換わっています。
骨董を減らさずに高めるには、摂取したカルシウムを効率よく吸収させることです。
また、骨の形成を助け、骨からのカルシウム溶出のバランスをうまくとるのも骨を丈夫にするうえで重要です。
骨の健康が気になる人に、カルシウムの吸収をよくする〈フラクトオリゴ糖〉、カルシウムの骨形成を助ける〈ビタミンK2高生産納豆菌〉、骨の溶出に関与する〈大豆イソフラボン〉などがあります。
歯の健康維持成分
虫歯とは虫歯菌(ミュータンス菌)が口中で増殖し、歯垢のなかに酸を作ってエナメル質を溶かすことです。「虫歯の原因になりにくい」との表示が許可され、虫歯菌の栄養源にならない成分として〈パラチノース〉〈マルチトール〉〈エリスリトール〉〈還元パラチノース〉、虫歯菌の増殖を抑える成分として〈茶ポリフェノール〉があります。
また、歯を丈夫に健康にするものとして、歯の石灰化を促進する成分には〈カゼインホスホペプチド-非結晶リン酸カルシウム複合体〉〈第二リン酸カルシウム〉〈フクロノリ抽出物〉、
虫歯菌の栄養源にならない成分は〈キシリトール〉〈還元パラチノース〉があります。
血糖値を調整する成分
血糖値とは、血液中のブドウ糖濃度のこと。食事のたびに血糖値が異常に上がり、なかなか下がらない状況が続くと、血管や神経、細胞などに異常をきたし、体全体に障害が出てきます。
厚生労働省の調査では、こうした兆しのある人と糖尿病の人を合わせると、およそ10人に1人という驚くべき実態です。「血糖値が気になり始めた方の食品」として許可されているのは、小腸でのブドウ糖の吸収を穏やかにコントロールする働きがある〈難消化性デキストリン〉〈グァバ葉ポリフェノール〉〈小麦アルブミン〉〈L-アラビノース〉〈豆鼓エキス〉です。
中世脂肪酸・体脂肪の上昇抑制成分
脂肪の摂り過ぎによる肥満、中性脂肪値の高まり、内臓脂肪の蓄積は高血圧症や動脈硬化の原因になりかねません。
「食後の血中中性脂肪値が上昇しにくく、体に脂肪がつきにくい」という表示が許可されたのは、ジアシルグリセロールを高濃度に含む食用油です。
コレステロールや中性脂肪が気になる人には、ジアシルグリセロールを主成分に血中コレステロールの吸収を抑制する〈植物ステロール(β-シトステロール)〉を配合したものもあります。
また、食後の血清中性脂肪値が上昇しにくい成分として〈グロビンタンパク分解物〉が許可されています。
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栄養機能食品
ミネラル2種類とビタミン12種類
栄養機能食品は、身体の成長や発達、健康を維持していくのに必要な栄養成分の補給を目的としたものです。
日常の食生活で不足しがちな栄養成分を補う食品のことで、国が定める栄養成分を一定量含み、規格や基準にあてはまるものには、栄養機能食品と表示することができます。
また、含まれる栄養成分の機能表示も定められた範囲で行うことができます。
栄養機能食品として機能表示できる栄養成分は、現在、ミネラル類2種(カルシウム、鉄)、ビタミン類12種(ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンA、Bl、B2、B6、B12、C、D、E、葉酸)です。
栄養機能の表示はその食品の1日あたりの摂取目安量を摂取した場合、その食品に含まれる表示該当成分の量か、規格基準(上限値と下限値の範囲内)を充たす場合に限られます。
利用するときは表示内容をチェックしましょう。
栄養所要量を頭において、その食品の栄養成分含有量を確認することです。表示については、事前の許可や届け出の必要はなく、事業者の責任で表示されています。
ですから、消費者も表示の意味を理解して利用することです。現在、規格基準を設定されていない栄養成分(ほかのミネラルやビタミン、タンパク質、脂肪酸、食物繊維)についても、今後順次設定される見込みです。
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サプリメントで丈夫な体作り
今後、疾病予防に効果のある食品成分や機能の研究は急速に進んでいくでしょう。
さらにその種類もますます多様化するものと予想されます。それにともない、特定保健用食品はこれからも次々と許可され、登場してくることでしょう。
自分の健康状態を把握し、必要があるときは利用して、生活習慣病にかからないように心がけたいものです。
健康診断などで血圧が少し高めといわれ、でも、いますぐに治療するほどではないような場合は、この特定保健用食品が効果的で、生活習慣病の「一次予防」が期待できるでしょう。利用するときは表示内容を確認しましょう。
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健康補助食品とは
1960年代から、一般の食品とは異なる形態で特別な健康効果があるとされる食品、いわゆる健康食品が市場に出はじめ、多種多様な広がりをみせました。
氾濫する「健康食品」に対して、1971年に厚生省から「無承認無許可医薬品の指導取締りについて」の通知が出されました。
それによって医薬品との区分が明確にされ、効能・効果をうたうことは禁じられ、厳しく規制されることになったのです。
用法・用量についての記載も当初は禁じられていましたが、1988年に「健康食晶の摂取量および摂取方法に関する指針」が出され、摂取量と摂取方法が表示されるようになりました。
2001年「保健機能食品制度」のスタートにともない、業界団体の(財)日本健康・栄養食品協会では、これまでの「健康食品」を「健康補助食品」へと呼称を変えました。
認定マークつきの健康補助食品とは
健康食品と呼ばれているものは数多くありますが、(財)日本健康・栄養食品協会では、1986年から健康食晶に関する製品規格、製造・加工規格、表示広告基準などの規格基準を設け、これに適合した製品に対して認定マークの表示を認可してきました。
認定マークがつけられた健康補助食品はいまのところ51品目、総認可数は1,200件余りにものぼっています。
タンパク質類
・タンパク食品
・タンパク質酵素分解物食品
・カキ抽出物食品
・鯉抽出物食品
・シジミ抽出物食品
・緑イ貝食品
・スッポン粉末食品
ビタミン類
・米胚芽油
・小麦胚芽油
・大麦胚芽油
・ハト麦胚芽油
・ビタミンE含有植物油
・ビタミンC含有食品
・β-カロチン含有食品
脂質類
・イコサペンタエン酸(EPA)含有精製魚油食品およびドコサヘキサエン酸(DHA)含有精製魚油食品
・γ-リノレン酸含有食品
・月見草油
・スッポンオイル食品
・大豆レシチン食品
藻類
・クロレラ
・スピルリナ
その他
・花粉食品
・プロポリス食品
ミネラル食品
・カルシウム食品
キノコ類
・シイタケ食品
・マンネンタケ(霊芝)食品
ハーブ等植物成分等
・オタネニンジン根食品・エゾウコギ食品
・梅エキス食品・プルーンエキス食品
・キダチアロエ食品・アロエベラ食品
・麦類若葉食品・マコモ食品
・アルファルファ食品・胚芽食品
・緑茶エキス食品・ギムネマシルベスタ食品
・ガルシニアエキス食品・大豆サポニン食品
・大豆イソフラボン食品・ニンニク食品
糖類
・グルコサミン食品
・オリゴ糖頬食品
・食物繊維食品
・キトサン食品
・ムコ多糖・タンパク食品
発酵微生物類
・乳酸菌(生菌)利用食品
・酵母食品
・植物発酵食品
・植物エキス発酵飲料
健康食品を用途から見ると
健康食品は定義、並びに用途からみて、栄養成分の補給と特別な保健の目的に大別できます。前者がいわゆる栄養補助食品の範噂に入るもので、後者は保健への有用性、つまり従来の栄養成分の働き以外の保健効果が期待されるものといえます。
ひとつの食品が両方の用途を兼ねているものも多くみられますが、それぞれにどんな食品が含まれているか、おおまかに分けてみると次の通りです。
1.栄養成分補給の為の食品
胚芽油やビタミンE含有植物油、ビタミンCやβ-カロチンなどビタミン類含有食品、
クロレラ、スピルリナ、酵母食品など、タンパク質やビタミン、ミネラルを含む食品、
不飽和脂肪酸のEPAやDHA含有の魚油加工食品やリノレン酸含有食品、
食物繊維加工食品、
カルシウム含有食品などのほか、高麗人参やシイタケ、鯛、カキなどのように食品そのもの全体を加工して食べやすくしたものもみられます。
2.特別な保健の用途に適する食品
特別な保健効果が期待されるもので、オリゴ糖類加工食品やキトサン加工食品をはじめ、プロポリス食品やマンネンタケ(霊芝)のようにマスコミなどで話題になっている食品も含まれます。
しかし、直接効能・効果がうたえないために、どのように体によいのかわかりにくく、健康雑誌や単行本で体験談としてセンセーショナルに取り上げられて話題となるケースが多くなっています。
カテゴリー:サプリメントの基礎知識
サプリメントの意味
栄養補助で病気を予防
「健康でありたい」「ヘルシーに生きたい」とは誰もが望むもの。
数年前から、手軽に摂取でき、健康につながるものとして、さまざまなサプリメントが販売され、人気を呼んでいます。
サプリメントとは「栄養補助食品」「健康補助食品」ともいわれ、不足した栄養成分を補助するための食品。
おもにビタミン類やミネラル類などを指します。アメリカで誕生して以来、急速に広がりをみせています。
アメリカではサプリメントを、病気の予防や治療に、医師も積極的に用いて効果を上げているようです。医薬品は病気治療に効く反面、体の活力を低下させることも多く、危険性も報告されています。
それに対してサプリメントは、医薬品のような治療効果は望みにくいのですが、自然治癒力や免疫力を高め、体をうまく循環させて、病気にかかりにくくするといった「予防効果」が大きいことが認められてきています。
というのも、サプリメント市場が出現して以来、医療費が大きく削減できており、その効果が推測できるというわけです。
いまアメリカでは、従来からあるマルチ(複合)や単体のビタミン、ミネラルはもちろんですが、抗酸化作用の強力なもの、ストレスを防ぐ鎮静作用のあるものが人気で、ハーブも驚異的な伸びを示しているということです。
アメリカで1994年に、「栄養補助食品・教育法」が制定されました。
それによって医薬品と食品との問の自然成分を法的に位置づけ、正式に「栄養補助食品」が認められ、その効果が表示できるようになりました。
対象として、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの栄養成分と、ハーブなどの植物成分が並列にあげられているのが特徴的です。
健康を強調する表示としては、アメリカに従来からあった
「栄養欠乏による病気に対して補給する栄養成分の効能効果」、
そして「人体機能を維持したり、影響を及ぼす栄養成分の働きやメカニズムの特徴」
などもうたうことができます。
栄養成分表示については1990年からすべての加工食品にメーカー責任で表示が義務づけられています。 また、サプリメントの形状は錠剤やカプセル、粉末、ソフトジェル、液体などとし、通常の食品の形態でないものとされています。
アメリカでは、健康問題を重要課題としてとらえ、国の研究機関で次々と「病気予防と栄養」などの調査研究をし、その結果を予防医学として、積極的に情報提供しています。
アロマテラピーもサプリメントの一種
ハーブを使った民間療法、アロマテラピーも、ヨーロッパ各地で昔から行われてきたフィトテラピー(植物療法)がベース。揮発性、芳香性のある精油(エッセンシャルオイル)の薬効を利用したもので、サプリメントの一種といえるのではないでしょうか。
とくにフランスでは、内服が主体。医師が症状に応じた精油を処方し、薬局で受け取ることになっていて、医療として扱われています。
数年前から、イチョウの葉が脳代謝改善薬として製造承認されたり、ブルーベリーエキスも視力改善薬として人気を呼んでいます。
どちらも「ヨーロッパ発」で、効能効果が医学的に解明されたものです。
「食」を見直すことによって疾病予防や健康維持を図ろうとする動きは、世界的な傾向といっても過言ではないでしょう。
サプリメントについても、WHO(世界保健機構)とFAO(国連食糧農業機構)の合同規格委員会として設定されているコーデックスで検証中。
一定の機能を持つ食品の健康強調表示について、国際ガイドラインの作成が進められています。今後の成り行きが注目されるところです。
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日本のサプリメント事情
日本ではサプリメントについて、法的な位置づけが遅れていましたが、ようやく2001年4月1日から、厚生労働省は「保健機能食品制度」をスタートさせました。
目的は消費者自らが、それぞれの食生活に応じた食品を適切に選択できるようにすること。そのために一定の規格・基準を定め、正しい情報提供を行うこととしています。
この制度は、保健機能食品を特定保健用食品と栄養機能食品に分類し、それぞれに表示基準を定めています。
「特定保健用食品」はすでに1991年に、栄養改善法で特別用途食品のなかに位置づけられ、特定の保健の目的が期待できる旨の表示が行われてきました。
それが2001年からは新たに「保健機能食品制度」が設けられ、そこに組み込まれました。
「特定保健用食品」は個別に国の審査や許可が必要で、許可を得たものについてはマークがつけられ、効能や効果をうたうことができます。許可食品数は年々増えています。
もう一方の「栄養機能食品」は初めて位置づけられたものです。
定められた規格・基準に適合していればよく、届け出や許可の必要は一切ありません。栄養成分機能表示は基準がありますが、含有量が一定の範囲であれば“栄養機能食品”の表示をすることができます。
健康食品は一般食品
これまで「健康食品」と呼ばれていたものは、新制度では、一部「栄養機能食品」に該当、移行もみられましたが、多くは「一般食品」とし、通常の加工食品と同一枠内での取り扱いとなりました。
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特別用途食品
患者・乳児・妊産婦・高齢者が対象
「特別用途食品」は、栄養成分の補給ができるもの、または特別の用途に適する食品として、栄養改善法に基づき、厚生労働大臣の許可を得たものです。
特別の用途としては、病者用、乳児用、妊産婦用、高齢者用に分類され、対象者の区分が許可証明の入ったマークとともに表示されています。以下は主な食品例。
低カロリー食品
一般の市販同種食品に比べてカロリー含有量が50%以下と規定され、摂取エネルギーの制限が必要な人向きです。砂糖の代替品としての甘味料やそれを利用したジャム、菓子類などがあります。
低ナトリウム食品
一般の市販同種食品に比べてナトリウム含有量が50%以下と規定され、高血圧や腎臓病などナトリウムの制限が必要な人向きです。減塩醤油や減塩みそ、その他減塩加工食品などがあります。
低タンパク質食品
一般の市販同種食品に比べてタンパク質含有量が50%以下と規定され、良質なものであることが必要。尿毒症など、タンパク質の制限が必要な人向きです。そば、うどん、ごはんなどがあります。
高タンパク食品
一般の市販同種食品に比べてタンパク質含有量が2倍以上で、良質であることが必要。虚血性心疾患者向き。粉末タイプなので飲料や料理に利用できます。
アレルゲン除去食品
牛乳タンパクや乳糖などのアレルゲンを除去したもの。飲料や菓子、ウィンナー、ハンバーグなどがあります。ほかに、乳児用調整粉乳、妊産婦・授乳婦用粉乳などがあります。
成人肥満症者や糖尿病者向きに、日常の食事としてメニューを組み合わせて栄養管理されたものも、数多くスーパーにも出回りはじめました。
高齢者向きに咀嚼困難者、嚥下・咀嚼困難者のためのメニューも利用しやすくなっています。
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