特別用途食品
患者・乳児・妊産婦・高齢者が対象
「特別用途食品」は、栄養成分の補給ができるもの、または特別の用途に適する食品として、栄養改善法に基づき、厚生労働大臣の許可を得たものです。
特別の用途としては、病者用、乳児用、妊産婦用、高齢者用に分類され、対象者の区分が許可証明の入ったマークとともに表示されています。以下は主な食品例。
低カロリー食品
一般の市販同種食品に比べてカロリー含有量が50%以下と規定され、摂取エネルギーの制限が必要な人向きです。砂糖の代替品としての甘味料やそれを利用したジャム、菓子類などがあります。
低ナトリウム食品
一般の市販同種食品に比べてナトリウム含有量が50%以下と規定され、高血圧や腎臓病などナトリウムの制限が必要な人向きです。減塩醤油や減塩みそ、その他減塩加工食品などがあります。
低タンパク質食品
一般の市販同種食品に比べてタンパク質含有量が50%以下と規定され、良質なものであることが必要。尿毒症など、タンパク質の制限が必要な人向きです。そば、うどん、ごはんなどがあります。
高タンパク食品
一般の市販同種食品に比べてタンパク質含有量が2倍以上で、良質であることが必要。虚血性心疾患者向き。粉末タイプなので飲料や料理に利用できます。
アレルゲン除去食品
牛乳タンパクや乳糖などのアレルゲンを除去したもの。飲料や菓子、ウィンナー、ハンバーグなどがあります。ほかに、乳児用調整粉乳、妊産婦・授乳婦用粉乳などがあります。
成人肥満症者や糖尿病者向きに、日常の食事としてメニューを組み合わせて栄養管理されたものも、数多くスーパーにも出回りはじめました。
高齢者向きに咀嚼困難者、嚥下・咀嚼困難者のためのメニューも利用しやすくなっています。
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