バランスのよい食生活が大事
栄養素が不足したり、バランスがくずれると体の抵抗力が弱まって病気にかかりやすくなります。
逆に栄養素を摂り過ぎると肥満がち、心臓病や高血圧など生活習慣病の原因になります。
生活習慣病は長年にわたる生活習慣、なかでも食生活の習慣が大きく影響します。
日頃からそれぞれのライフスタイルに応じた正しい食習慣を身につけることが大切です。
主食、主菜、副菜を組み合わせる
食品に含まれる栄養素の種類と量は個々によって異なります。
ひとつの食品ですべての栄養素を必要なだけ含んでいるものはありません。
バランスよく食べるには、多様な食品を組み合わせることが必要ですが、まずは、主食、主菜、副菜を揃えることを基本にします。
主食は米、パン、麺類などで、主として糖質エネルギー源。主菜とは魚、肉、卵、大豆製品などを使った料理で、おもに良質タンパク源。副菜とは野菜中心の料理でビタミン、ミネラル、食物繊維などを補うものです。
「6つの基礎食品」を活用
実際に食品を選択し、組み合わせるときの具体的な方法としては、「6つの基礎食品」を参考にするとよいでしょう。
これは、同じような栄養素を含む食品をまとめ、日常よく利用する食品を6つのグループに分けたものです。
第1類「魚、肉、卵、大豆」
良質なタンパク質の給源となるもの。
そのほかに摂れる栄養素としては、脂肪、カルシウム、鉄、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2など。
第2類「牛乳、乳製品、骨ごと食べられる魚(海草を含む)」
牛乳、乳製品はとくにカルシウムの給源として重要。そのほか、良性タンパク質、ビ タミンB2など。小魚類はカルシウム、タンパク質を多く含み、ほかに鉄、ビタミンB2も 含む。
第3類「緑黄色野菜」
主としてカロチンの給源だが、ビタミンC、カルシウム、鉄、ビタミンB2も多く含む。
第4類「そのほかの野菜、果物」
主としてビタミンCの給源。そのほかカルシウム、ビタミンBl、ビタミンB2など。
第5類「米、パン、麺、イモ」
おもに糖質でエネルギー源となる食品。イモ類は糖質のほかにビタミンBl、ビ1なども含まれる。
第6類「脂肪」
脂肪性エネルギー源となる食品。
多様な食品でさらにバランスアップ
「6つの基礎食品」の組み合わせをさらにバランスよくするには、できるだけ食品lを多く摂ることです。
それは同じ食品グループでも食品によって栄養素の含み方にずいぶんと遣いがあるからです。
肉類でも鶏肉とレバーでは大違い、緑黄色野菜の二とホウレンソウでも、大きく違います。
多様な食品の摂取の具体的な目安として「1日30食品」を目標にすれば、食品数す工夫もしやすく、容易にバランスアップをはかることができるでしょう。
食塩や脂肪を控える
食塩の摂り過ぎは、高血圧をはじめ脳卒中や心臓病を起こしやすくします。
現塩は成人1日あたり13.5gと、過剰摂取の状況。「第6次改定日本人の栄養所要量」でも、食塩の望ましい摂取量は、1日10g未満としています。
また、脂肪、とくに動物性脂肪の摂取が多くなるにつれて、動脈硬化性の疾患ン、大腸ガンの発症が増加します。
エネルギー所要量に対する脂肪エネルギー比率は20〜25%とされていますが、現在上限を超えています。
食材を選ぶとき、また調理時には十分注意を。
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