ミネラル〜心臓を正常に保つ働き〜
ミネラルには心臓を正常に保つ働きがある
血圧を下げ、コレステロールを減らす働きはビタミンだけではなく、微量元素であるミネラルにもあります。その代表がカルシウムです。塩分であるナトリウムは血液中でナトリウムイオンと塩素イオンに分離し存在します。
カルシウムは血液中でナトリウムイオンと結合しやすいカルシウムイオンに変化し、ナトリウムイオンと結びつき体外に排出する働きを持っているのです。このカルシウムと同じ働きを持っているのがマグネシウムです。
カルシウムとマグネシウムはいっしょに働いて心臓や血管の健康を保っています。
とくにカルシウムは心臓の規則的な鼓動を保つという重要な働きをしていることから、心臓病予防には不可欠なミネラルです。
カルシウムは、牛乳やチーズなどの乳製品、大豆、イワシなどの小魚類に多く含まれています。
このなかで、もっとも吸収効率がいいのは牛乳です。
「牛乳には動物性脂肪が含まれているのでコレステロールを上げる」
という説を信じている人もいるかもしれませんが、それは一日一リットル以上も大量に飲んだ場合の話です。
グラスで一〜二杯程度ならカルシウムを豊富に含んでいることから、むしろ血圧を下げる効果が期待できるのです。カルシウムは女性がもっとも不足しやすいミネラルですから、毎日飲むようにしたいものです。
ダイエット中でカロリーが気になるという人なら、低カロリーのスキムミルクやカッテージチーズなどがおすすめです。
またマグネシウムはカルシウムとともに心臓や血管などの循環器系を正常に保つ働きをしているほかに、カルシウム、カリウム、リン、ナトリウム、ビタミンCの代謝に不可欠なミネラルでもあるのです。
リンも私たちの細胞の中に存在し、心臓が正常に動くために重要な働きをしています。
また、カリウムもナトリウムといっしょに働いて体内水分のバランス調整と心臓の規則的な鼓動を保つ働きをしているほかに、血圧を下げる作用もあります。
つまり、カルシウム、マグネシウム、カリウム、リン、ナトリウムといったミネラルはすべて、心臓や血管などの循環器系を正常に保つ働きがあるミネラル群といえます。
ただ、リンは私たちが食べている食品のほとんどに含まれているため、気をつけないとリンが過剰摂取となり、体内のミネラルバランスが崩れ、カルシウム不足を招いてしまいます。
生体内にはカルシウムとリンを掛け合わせたものが一定になるように維持されるシステムがあるからです。
リンやナトリウムは食事で十分にとれていますので、牛乳嫌いなどでカルシウムを食べ物から十分とることができない人は、サプリメントでとるようにするといいでしょう。するといいでしょう
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