グルコサミンのサプリメント
グルコサミンのサプリメントは、変形性関節症に有効
関節は骨と骨をつなぎ、筋肉との連携で私たちの体が自由自在に動けるようにしている器官です。関節の中には軟骨と潤滑剤のようなネバネバした関節液があり、長い間使い続けても軟骨が擦り減ることがないようになっています。
ところが、老化により、この軟骨が擦り減って痛みが生じてきます。それが変形性関節症と呼ばれる症状です。
指の関節に痛みを感じたり、ひじ、ひざ、肩や腰などを動かすと痛い、あるいは腕を上にあげようとすると痛みを感じる、いわゆる五十肩なども加齢による老化現象です。
加齢による関節の痛みは、結合組織や軟骨などに含まれているグルコサミンという物質が減るために起こると考えられています。
腱、靭帯、骨などの結合組織の土台となる骨組みのような組織にプロテオグリカンという物質が含まれています。
グルコサミンはこのプロテオグリカンの合 238成に欠かせない物質でもあるのです。
また、プロテオグリカンには水分を保持する性質があるため柔軟でしなやかな結合組織を維持することが可能です。
ところが、プロテオグリカンが減ってくると結合組織の水分が保持しにくくなり、関節のなかの潤滑液が少なくなり、体にかかる衝撃をやわらげるクッション効果が弱くなり、痛んだりするのです。
最近、このグルコサミンのサプリメントがアメリカでいくつか市販されています。なかでももっとも効果が期待できるのが、硫酸グルコサミンです。
硫酸はプロテオグリカンの合成には欠かせないため、グルコサミンと硫酸をいっしょに補給すると、グルコサミンが、より活性化されるのです。
アメリカのロバート・アトキンス博士は、グルコサミンには即効性はないものの平均八週間ぐらいで効果が現われてくるといっています。
摂取量は、一日五〇〇ミリグラムを三回に分けて摂取することをすすめています。
また、関節症の痛みにはクエルセチレンというフラボノイドの一種が注目されています。
このクエルセチレンは関節の炎症が起こる早い段階で効果を発揮するといわれています。
クエルセチレンをサプリメントでとる場合、パイナップルに含まれる消化酵素であるブロメラインも配合されているタイプのほうが効果的です。
というのも、ブロメラインにも炎症を抑える働きがあり、相乗効果が期待できるからです。
しかも、ブロメラインといっしょに飲むとクエルセチレンの吸収が速やかになります。
サプリメントでとる場合は、一日六〇〇〜一二〇〇ミリグラムの範囲を目安に空腹時にとるといいようです。
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