妊娠中のおすすめサプリメント
妊娠・授乳中の女性は、エネルギーやタンパク質はもちろんのこと、ビタミンやミネラルをバランスよくたっぷり摂ることが必要です。
医薬品の総合ビタミン剤などにも「妊娠・授乳期の栄養補強に」と明記されているものをよく見かけるはずです。
とくに大切なビタミンとして注目されているのがビタミンB群の一種である葉酸。妊娠初期にとくに必要です。
妊娠4〜5週に起きる先天異常である「神経管閉鎖障害」は、葉酸を摂ることで、その発生リスクを抑えることができるということが、欧米の調査で判明されたのです。
胎児の脊髄や脳に発達する部分は、最初ば‘管”の形状になっています。
ところが、神経管が正常に育たないと「二分脊髄」や「無脳症」「脳質ヘルニア」といった脊髄、脳の病気を抱えて生まれてくることになります。
日本では、1万人の赤ちゃんの6人程度にみられます。
厚生労働省でも妊娠4週間前から妊娠12週の問に1日0.4mgの摂取を、食品およびサプリメントで薦めていて、それを実行すると神経管閉鎖障害の発生が5割以上減るとしています。
妊娠に気づいた頃にはすでに、5週は過ぎているということはよくありがち。妊娠を計画している女性や結婚準備中の人は、普段から緑黄色野菜や豆類、レバー、小魚類などをしっかり食べて葉酸摂取を心がけておくことをお薦めします。
ビタミンAやDも妊娠中はとくに必要などタミンです。
ビタミンAは欠乏すると胎児の発育異常が生じますし、ビタミンDの欠乏はカルシウムの吸収を阻害し、骨の形成構築に影響します。
ビタミンKは、止血作用があるビタミン。
所要量は妊娠していないときと変わりありませんが、妊娠中に欠乏すると新生児の脳内出血症が起きることがあります。緑黄色野菜や納豆、鶏肉(とくに皮)に多く含みます。不足しないように食べましょう。
鉄もたっぷり必要です。
成人女性の1日の所要量は12mgですが、妊娠中は20mgという多さです。鉄は赤血球を作るのに不可欠で、胎児用はもちろんのこと、母体の血液量も増えるので、鉄はより多く必要となるわけです。
鉄の吸収にはビタミンCが関与していますから、Cの補給も忘れずに。
もちろんカルシウムも胎児の骨と歯を作るのに不可欠です。
妊娠時の所要量は妊娠していないときに比べて5割増と大幅にアップします。いかに必要かがわかるでしょう。
ただし、妊婦の体はとても微妙です。まずは食生活の充実をはかりましょう。
妊産婦・授乳婦用にビタミンやミネラルをバランスよく調整し、補給しやすくした粉乳が「特別用途食品」として出回っています。
サプリメントを摂るときは医師と相談してからにしましょう。なかでも、ハーブなどを使ったサプリメントは要注意です。
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