ビタミンについて
ビタミンは体に必要な微量栄養素で、炭水化物、脂質、タンパク質、ミネラルとともに5大栄養素のひとつにあげられます。
現在、ビタミンとして認められているのは、ビタミンA、ビタミンB君羊(Bl、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKの13種類で、それぞれに働きが違います。
栄養素のうち炭水化物の糖質、脂質、タンパク質の一部はエネルギー源として、またタンパク質とミネラルの一部は体の構成物質として活用されます。
それに対して、ビタミンはそれぞれの栄養素の働きをスムーズにするための「潤滑油」のような働きをしていて、体内で生成されないので、微量ながら、毎日摂取することが必要です。
ビタミンはビタミン間でお互いに影響し合うことが多いため、バランスよく摂取することも大切です。
なかでも、B群は栄養素の代謝に関わっていて、影響度も大きいので、単体としてより複合体として、バランスを考えて摂ったほうが効率がよいとされています。
ビタミンの摂取量としては、欠乏症が出ない量に加算し、所要量と許容上限摂取量が示されています。
また、2001年4月からの「保健機能食品」制度により1日の上限値と下限値が設置され、その基準値内である製品を「栄養機能食品」として、決まった機能表示(う主意喚起表示も義務づけ)がされるようになりました。
ビタミンはその性質から、油脂に溶けるもの(脂溶性)と水に溶けるもの(水溶性)の2タイプに分かれます。
脂溶性ビタミン
ビタミンA、D、E、Kの4種。油とともに摂取すると効果的。とくに体内でビタミンAに変わるカロチンは吸収力が大いに高まります。
体内に蓄積が可能で、多少の摂りだめができ、残った分は数日中は利用ができます。
ただし大量摂取は過剰症の心配もあるので注意。
水溶性ビタミン
ビタミンB群8種とC、合わせて9種類。調理の際は水に失われやすいので手早く扱うことです。所要量より多く摂っても、不要分は尿として排泄されます。
したがって、毎日、毎食適量摂取することが必要といえます。
洗米とビタミン
米を洗う手間がいらず、いきなり水を加えて炊飯できる無洗米。とぎ水を流し捨てないので、環境にもやさしいと、人気を呼んでいます。
無洗米は米の表面の糠の部分を除いてあり、とがなくてもよいので、水に溶けやすいビタミンも流さずにすみます。
実際にテストした結果でも、普通に洗った米と比べて、ビタミンBl、B2、ナイアシンともに無洗米のほうが若干多く残っていました。手間いらずに加えてのメリットといえるでしょう。
ヌカみそ漬けでB1増加
ヌカにはビタミンB1が豊富。一時は米ヌカ健康法として、ヌカが体によいとちょっとしたブームになりました。
ヌカみそ漬けは日本のオリジナル加工法。ヌカ床に漬けておくだけで、ヌカに含まれているビタミンB1が、漬けてある野菜のほうに移行して、生野菜に含まれているBlの何倍にも増えるのです。
たとえば、キュウリ1本のB1は0.04mg程度ですが、ヌカみそに約10時間漬けておくと、なんと5〜6倍にも増えます。
豆はB2を作り出す
大豆製品は質のよいタンパク質源としてすぐれ、加工によって消化もよくなりますが、ビタミン類は失われがちです。
しかし、原材料よりもB2が増えるというものもあるのです。それが納豆です。
糸引き納豆は作るときに納豆菌を用いますが、その納豆菌がビタミンB2を作り出します。
納豆のB2は、蒸し大豆のそれに比べると、5〜6倍
納豆菌は消化酵素も分泌するため、一緒に食べたほかの食品まで、消化吸収しやすくするというおまけつき、すぐれた加工食品といえます。 お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
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